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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2009年11月02日

シンポジウム「義を見て…」

先日行ってきた講演会…というかシンポジウム。


会場は東北大学の川内萩ホール。
仙台藩志会ののぼりがはためいています。



テーマは「義を見て為さざるは勇無きなり」
このシンポジウムは、戊辰戦争終結140周年記念歴史シンポジウムです。
この記事を見た時、行かなくちゃ!と予定に組み込んだのであります。

去年、白石のホワイトキューブでも同じようなシンポジウムがありました。(こちら)

さて、会場はおじ様が多数を占めます。後ろ姿(頭?)がどれも似ている…


第一部は徳川18代当主の徳川恒孝氏による「会津の精神」


この恒考氏は、15代、最後の徳川将軍慶喜よりたったの3代後の当主。
と考えただけでも歴史と自分の近さを感じる。

会津の「成らぬものは成らぬ」の精神の話、好きです。最後まで幕府を信じて戦った会津が好きです。容保もかっこいいのです。
徳川さんにより、今日は知らなかった容保のお話が聞けて、ますます好きになってしまいました☆
なぜ恒考氏が会津の話をするかと言うと、松平容保の息子の息子の息子だから。つまり、徳川家に養子にいったのです。

まぁ、もともと松平家も徳川家だからね…

さて、肝心の第三部。
「戊辰戦争とその戦後処分について」
ここでは伊達18代当主の伊達泰宗氏や、上杉当主など、奥羽越列藩同盟、諸藩の現当主6人によるパネルディスカッションが行われました。

それぞれの立場から見た戊辰戦争の話は、本当に一つ一つドラマを感じます。みんな一生懸命です。

そして、今でも、その家を背負っていることを羨ましく思います。

伊達さんは中でも一番若いですね。話し方は…なんか慣れてる感じでした。


私としては、上杉さんは優しい感じで好印象です。

が、このシンポジウム、時間になっても終わらない(笑)
やっぱり時間は厳守じゃないと…
さっぱり終わる気配がないので、残念ながら途中で退席してしまいました。

パネラーの皆様、話したいことがたくさんあるようです。
時間があれば、一人一人からじっくりお聞きしたいものです。


ところで、第二部は石川氏による「戊辰戦争の漢詩」でした。
NHKなどでも漢詩の魅力についてお話している方だそう。
漢詩に興味のなかった私ですが、とても楽しそうに、面白くお話されるので、すっかり石川さんの魅力にはまってしまいました。
そして、しっかり時間で切り上げ、去っていきました。
歩き姿もかわいいのです。(失礼ですが・・・)

なかなか、聞くことのできないお話が聞けて、有意義なシンポジウムでした。
珍しく長く語ってしまいました(笑)  


Posted by ピンクサーモン at 22:14Comments(2)歴史