県北の旅(南方~迫~中田)
県北の旅、後編。
次に向かったのは「道の駅みなみかた」。
ここで産直のお野菜などを買い込み、玉こんにゃくを食べ、小休止。
で、近くの興福寺へ。
阿吽の像を通り抜け、階段を上がっていくと、お寺が。
このお寺には、なんと、興福寺についての音声案内ボタンがありました。
誰もいない静まり返った山の中、二人のためだけに音声が響き渡ります…。
怖かったです。
そしてここは、観音堂の壁画が素晴らしい!
「二十四孝物語」という中国の親孝行の物語が彫られています。
色鮮やかな壁画はまるで日光のようだ~と思ったら、日光の寺院を彫った人が彫ったようです。
同じ境内に六角堂があります。
六角形の青い屋根に、二階建ての土蔵造りで、仏堂に洋風の建築様式が加えられた斬新な建築物とのこと。
静かで穏やかで、なんとも気持ちのいい空間です。
そして、次に向かったのは登米市歴史博物館。
ここね~素晴らしい!無料でした。
たいてい200円くらいはするんだけど、こういう館ばかり巡っていると、展示物がだいたい同じようなものが多い。
で、わざわざ行く気にならないんだよね。
でも、無料だと「まぁちょっと行ってみようか」となる(笑)
これは博物館の北側にある旧亘理邸庭園。亘理氏は佐沼城を治めていた人。
で、向かい側には堀が残っている佐沼城跡が。
春には桜が美しいそうです。
上ってみると、ミニパークゴルフ場になっていました。
佐沼城の築城は、奥州藤原氏の家臣で、その後は源頼朝時代に葛西氏、足利氏時代には大崎氏など時代を渡り、最終的には豊臣時代に伊達政宗が討伐の命を受けて陥落したそう。
で、伊達家重臣の津田氏、亘理氏と続いたと。
というわけで、この周辺にも史跡がたくさん残っていました~。
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