県北の旅(南方~迫~中田)

ピンクサーモン

2010年03月27日 15:47

県北の旅、後編。

次に向かったのは「道の駅みなみかた」。
ここで産直のお野菜などを買い込み、玉こんにゃくを食べ、小休止。

で、近くの興福寺へ。


阿吽の像を通り抜け、階段を上がっていくと、お寺が。


このお寺には、なんと、興福寺についての音声案内ボタンがありました。
誰もいない静まり返った山の中、二人のためだけに音声が響き渡ります…。
怖かったです。

そしてここは、観音堂の壁画が素晴らしい!



「二十四孝物語」という中国の親孝行の物語が彫られています。
色鮮やかな壁画はまるで日光のようだ~と思ったら、日光の寺院を彫った人が彫ったようです。

同じ境内に六角堂があります。


六角形の青い屋根に、二階建ての土蔵造りで、仏堂に洋風の建築様式が加えられた斬新な建築物とのこと。

静かで穏やかで、なんとも気持ちのいい空間です。


そして、次に向かったのは登米市歴史博物館。



ここね~素晴らしい!無料でした。
たいてい200円くらいはするんだけど、こういう館ばかり巡っていると、展示物がだいたい同じようなものが多い。
で、わざわざ行く気にならないんだよね。

でも、無料だと「まぁちょっと行ってみようか」となる(笑)

これは博物館の北側にある旧亘理邸庭園。亘理氏は佐沼城を治めていた人。



で、向かい側には堀が残っている佐沼城跡が。
春には桜が美しいそうです。


上ってみると、ミニパークゴルフ場になっていました。


佐沼城の築城は、奥州藤原氏の家臣で、その後は源頼朝時代に葛西氏、足利氏時代には大崎氏など時代を渡り、最終的には豊臣時代に伊達政宗が討伐の命を受けて陥落したそう。

で、伊達家重臣の津田氏、亘理氏と続いたと。

というわけで、この周辺にも史跡がたくさん残っていました~。

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